2024駅伝ハイライト
11月30日、2024年も残り1カ月となり吹く風に冬の到来を感じるこのごろ、負けられない戦いがはじまった...
第58回電気情報・応物・通研合同駅伝大会が今年度も開催された。
前日まで雨予報がでていたため開催できるか不安の募るなか、当日は見事な快晴。
「今日は走るのに最適な日だね!」とは松浦先生の開会式での一言。
2022年、2023年と2年連続4位という素晴らしい結果を残していますが、我々は満足していません。今年度は電気・情報系の研究室でだけでなく応物系の研究室も加わり、参加研究室は昨年よりも多い33チームとなりました。しかし、関係ありません。我々の目標は3位以内に入り、昨年までの順位を超えることです。そこで本年度はチーム名を一新し、「Spin-Bang-Bang-Born」としました。
走順、コンディションともに盤石の布陣で臨む今大会。
午前10時30分
競技開始の合図とともに選手たちが一斉に飛び出す
競技開始の合図とともに選手たちが一斉に飛び出す
第1区は本大会最長の2740 m、各チームとも精鋭揃いの激戦区となっています。
我らが第1区走者は元陸上部の佐藤さん(D2)。
赤のハチマキ、赤のリストバンド、戦闘服を身に纏うその姿は戦闘民族そのものです。
圧倒的戦闘力で他を蹴散らせるか、期待を乗せた襷が掛かります。
スタート直後の佐藤さん。男の戦闘服には赤が映える。
およそ10分後…
異次元的速さを誇る先頭集団。
その中に我らがエースの姿が
はっや
思わず時計を確認、まだ10分ちょいしかたってないぞ?!
さすがの戦闘力…もとい走力、脱帽です。
昨年よりもはるかにレベルの高い第1区でしたが、しっかり一桁順位で襷を愛弟子の久保田さん(M2)へつなぎます。
師から弟子へ、感動の襷つなぎ
この二人、同じ研究テーマで居室の席も隣同士。
偉大な先輩に背中を押され、第2区1370 m、久保田さんにとって最後の駅伝大会が始まりました。
苦悶の表情とは裏腹に、佐藤さんが作ったリードを着実に維持します。
第2区、堂々の完走。襷は第3区走者へと渡ります。

第3区は距離にして120 m。ここで求められるのは、瞬発力。
そして瞬発力といえば、この人。M2高野さんです。
普段から麻雀で超速・高打点の和了で圧倒しているこの男、走りにも無駄がありません。
圧巻の走りに、なんとカメラが正面を捉えられない。
ちなみにカメラ片手に走るは同じくM2の栗原さん。シャッターチャンスは逃さない。(寒い中、素晴らしい写真をありがとうございました。)
カメラではとらえきれない高野さん
そして第4区走者に襷が渡されます。
11月30日、
師走を目前に控え、さりとて世間よりも一足早く、我らが師は走るのです。
我らがボス、深見俊輔教授。
軽快な足運びで、ぐんぐんと前との差を縮めます。なんと、圧巻の二人抜き!!
常に一歩先を行くこと 研究でも駅伝でもその信念は揺るぎません。
そして、深見先生から襷を受け、第5区を走るは木野君(M1)。
幹事と選手、二足の草鞋で臨みます。(幹事お疲れ様です)
今日この日のために、1ヶ月間大好きな二郎を絶っての出場です。
そしてこの笑顔である。爽やかに第5区を走り切ります。
この後、年末の飲み会へ向けた肝臓との戦いが控えているが大丈夫でしょうか。
そして襷は木野君から知久君(B4)へ
初出場の知久君は木野君直属の後輩です。重圧を力に変換できるか、勝負所です。
第6区の距離は120 m、再びの全力疾走ゾーン。躍動感がすごい。
なんと彼はこの短い区間で1つ順位を上げています。この素晴らしい走りに、来年の活躍も期待されます。
駅伝大会も後半戦に突入しました。我々「Spin-Bang-Bang-Born」は目標の3位以内に入ることができるのでしょうか。後半戦も目が離せません。
さて襷はめまぐるしく渡ります。
続いて第7区走者は、数多くの伝説をもつ男、西條君(M1)、真打登場です!!
毎日の長距離自転車通学によって鍛え抜かれた体力に期待が膨らみます。

なんと走行中一切表情を崩さない、やはりこの男、底が知れません。(あと着ているものが全体的に黒い。)
完走後は「バンダナがずれて大変だった」と余裕を見せます。
彼の全力はいつ見られるのでしょうか。
続いて第8区、走者は初出場、B4から期待の新生こと飯田君(B4)。
ソフトボール大会では飯田監督として我々を引っ張ってくれました。
持ち前の走力を存分に発揮し襷をつなぎます。後続を寄せ付けない見事な走りで、来年以降のエースの座を期待させてくれました。

青い運動着が彼のトレードマーク。久保田さんも後ろから見守ります。
さて、競技もいよいよ終盤に差し掛かります。
第9区を任されたのは河原さん、今季からD1、デッドヒートを繰り広げます。日々の麻雀研究生活で身に着けた忍耐力、勝負強さは誰にも負けません。なんとこの土壇場で一つ順位を上げます!
狙った相手を逃さないその姿はまるで~闇に舞い降りた天才~
そして河原さんが向かう先、
その到着を待つのは、アンカーの金井先生。
今、襷が渡ります。
ラスト120 m、その足には研究室全員の熱量が乗っています。
全力疾走、そしてついにカメラが、ゴールテープを切る金井先生を捉えます。

タイムは…
41分15秒…!!!!
気になる順位は…?
順位は惜しくも4位
前回同様、ベストスリーには一歩届かず…!!
ベストスリーの壁は厚い…
(これで3年連続の4位)
それでも昨年の結果から36秒もタイムを縮める好成績を記録。
昨年までとは違い、深見・金井研究室三大陸上部員が二人も不在の中、我々の”チーム”力によって素晴らしいタイムを記録することができました。選手の皆さん、お疲れ様でした!!!また、審判員を務めてくれた前田君、素晴らしい写真を撮影していただいた栗原さん、応援していただいた皆様、大変お疲れ様でした。
駅伝大会終了後、深見教授から、
「来年こそは何としてもベストスリー、あわよくば、To the next, to the 1番上、といきたいですね」
とコメントを頂きました。そうです。我々の戦いは終わっていません。来年度以降も頑張っていきましょう!!
??? 「ベストスリーの壁? ボコボコにしてあげますよ、グーパンで」
To be continued...